捕手とショートは守りが最優先

捕手とショートは守りが最優先

これは、捕手出身の監督だった野村克也氏の言葉です。

2016年に外野手出身の金本氏が監督に就任してから、阪神というチームはいつしか打撃中心にオーダーが組まれるチームに代わってきました。

野村さんの著書の中にこんな記述があります。

 監督というのは現役時代の経験がベースになる。外野手出身だと、攻撃のことばかり考えて、守りが手薄になる。
 野球の大事なことはすべてダイヤモンドと呼ばれる内野の中で行われている。遠くにいる外野手が参加することはないから、外野手出身の監督は試合の細かいところに気がつかないし、細事小事にまで目が届かない。攻撃型のチームばかり作ろうとしてしまう。
 それを象徴する試合があった。17年8月9日の巨人対阪神(東京ドーム)。巨人の高橋由伸監督、阪神の金本知憲監督は、どちらも現役時代は外野手だった。
 阪神先発の青柳晃洋は巨人打線を4回まで無安打に抑え、5回に2安打を打たれたが0点に抑え、試合も2-0とリード。ところが金本知憲監督は6回表二死1、3塁の場面で青柳に代打・西岡剛を出し交代させてしまった。
 青柳は右横投げの変則タイプ。散らしているのではなく、勝手に散っている。要求どおりには来ない。”ボールに聞いてくれ”という投手が捕手には一番難儀だが、この荒れ球に巨人打線は6三振を奪われ、明らかに打ちあぐねていた。一度もピンチを迎えておらず、私の目には交代させる要素はまったく見当たらなかった。
 リードしているのだから、あとは残りの4イニングをどうやって抑えて勝つかを考えるのが、捕手出身の監督だ。ところが外野手出身だった金本監督は、点を取ることを考えてしまうのだろう。ベンチが「5回まで」と決めていたのかもしれない。
 青柳はその時点で3勝3敗。約1カ月ぶりの一軍登板でベンチの信頼度が低かったのだろうが、巨人打線は「よし、行ける」と勢いづいたはずだ。7回には3-4で逆転を許し、阪神は9回に2点を奪い再逆転し5-4で勝利したが、青柳の勝ちを消してしまった。
 勝利に勝る良薬はなし。若い投手には白星こそ、最大の自信になる。巨人戦の勝利となれば、なおのことだ。青柳は18年、8月にようやく一軍で登板したが、巨人戦で勝利投手になっていたら、大きな自信がつき、もっと変わっていたかもしれない。

引用元:巨人・阪神 失敗の本質 (野村克也著)

岡田彰布氏も著書で同じようなことを語っていましたね。

外野手出身の監督では勝てない、というようなことを何度も。

まさしく、阪神は2016年から金本カラーに染められました。
金本イズムの始まりです。

外野手として自身がプロポーズして獲ってきた宇宙人糸井や、元々ベテラン外野手として活躍していた福留にとっては、やりやすい環境だったかもしれませんが
(二人とも金本氏の好きなホームランが打てるバッターだしね)

内野手としてホームランバッターなんかじゃなかった鳥谷さんにすれば、「長打の打てるバッターになれ」なんて言われていい迷惑だったに違いありません。

ご存知の通り、その時の参謀役が現在の監督矢野燿大氏です。

ちょっとは期待したんだけど

矢野氏は金本氏と違って捕手出身の監督なので、シーズンが始まるまでは少しは期待していたのですが、その期待は大きく裏切られることになりました。

二軍で日本一になったとはいえ、二軍は育成の場であり、勝負の場である一軍とは役割がまったく違いますからね。

それに、矢野氏が二軍監督時代に掲げていた超積極的野球というスローガンで見せた盗塁数の多さも、サインではなく選手が自己の判断で積極的に次の塁を盗りにいくというものだったと言いますし

成功したら選手を褒め、失敗してもおとがめなし(だったかどうかは知りませんが)つまり、監督としての采配はほとんど振るわれていなかったのでは?

「優勝チームに名捕手あり」と言われるように、扇の要に座る捕手が固定されることは、チーム力のアップに直結します。

今年の阪神は梅野がキャリアハイを狙えるほどの活躍ぶりをみせ、正捕手として最後まで試合に出続けるものだと思っていたのに

打てなくなってきたら、途端に他の捕手との併用になってしまいました。

野村氏は言います。

私は捕手とショートは守りが最優先。もちろん打てるに越したことはないが、リードさえしっかりしていれば、打てなくてもしょうがない。

監督が違えば、鳥谷さんもレギュラーで起用されていたかもしれないな、と思うと今さらながら悔しいです。

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守れないチームに勝利はない

コメントで紀さんも書いてくれていますが
今年のエラーランキング
1位 大山(阪)17
2位 村上(ヤ)15
3位 木浪(阪)14
4位 太田(ヤ)12
5位 北條(阪)12
と阪神とヤクルトの内野手が上位を独占中です!

もちろん、記録員がエラーと判定したものだけなので、どっからどう見ても野手のエラーなのに、ピッチャーの被安打にされたものが他に何本もあります。

こんな内野の守備陣でどうやって勝とうと思ったんでしょうか・・・

内野に打球が飛ぶとヒヤヒヤするチームなんて、見たくもありません。

ここにさらにソラーテがショートでしたからね。

ほんまにありえへん!!!

そのソラーテも、わずか20試合の出場に終わり故郷にお帰りになりました。

阪神がソラーテ解雇を発表 周囲からは同情の声も

最初から大山を下げてサードで試してあげれば、よかったのにね。
(どっちに転んでもあかんかったとは思うけど、ショートだけはないわ!監督の気が狂ったんかと思ったわ!)

大山の4番サードを聖域にしすぎたつけがいっぱい回ってきていますね。

つけは今シーズン中に返しておいてくださいね。

“(@´▽`@)ノ””” バイバーイ

コメント

  1. REDSTAR より:

    はじめまして…

    今年矢野タイガースは、俺個人的に期待をしました
    俺個人的にはよくやっているのではないかと思います
    内野の守備力を問題視していますけど、前任者が大和がDeNAに今成も冷遇対応で、方向性がわからないまま
    退任しました

    そして今年は、失策数95個で12球団ワースト
    の不名誉な記録です…ほとんどがファーストへの送球
    ミスだと思います…それを改善したら高橋遥人 西の
    勝利数も増えるのではないでしょうか?

    ただ昨年最下位のチームが○○するなんて期待を全く
    しませんでした…機動力野球ときなちかの1・2番コンビと糸井のおかげで高山の復活ではないでしょうか?
    マルテもいろいろと言われていますけど数字を見て
    いるとよくやっている方だと思います…矢野監督には
    打撃について日本人の4番をがまん強く育てて欲しいです

    • どらみ より:

      REDSTAR さん

      はじめまして☆
      コメントありがとうございます!

      今年のヤクルトを見ていると(あんまり見てないけどw)、選手も監督も優勝争いをした昨年とほぼ変わらず、そこへ新人村上の大活躍と好条件が揃っているにもかかわらず、今年はぶっちぎりの最下位と低迷。
      変わったのは対戦する相手の方なのでしょうか。
      相手が強くなった?(ヤクルトに勝ち越しているものの、阪神は強くなったとは思えんけど)
      リリーフ陣の不調の波がまとめて押し寄せた?
      やはり、一年間を通してずっと好調をキープできる選手というのは一握りだと思うので
      その時に、他の選手がどれだけカバーできるかがチーム力でしょうか。

      今年は実に長い連敗記録がありましたね。(特に広島)
      その逆で連勝記録もあったり・・・
      阪神がかろうじて現在の位置にいるのは、大型連敗も大型連勝もなかったおかげかな?

      あえて言うなら、先発ガルシアとメッセンジャーの星数が誤算だったかな?
      打てないチームだけに、前半に大量失点してしまうと、勝ち目がほとんどないですからね。

      真の4番打者は、実力と人望があり他の選手の範となる者が座るべきです。
      一軍の試合で4番目を打たせれば育つというものではないと思っています。
      人気球団ゆえに起用も難しいですよね。

      近本、木浪の新人コンビが、変に阪神色に染められないことを祈ります。
      ((((* ̄ー ̄*)†~~~ アーメン

  2. 掛布 雅之ファン より:

    どらみさん おはようございます。

    今シーズンの反省は守備軽視と大山を育成という名目で使い続けた
    ことと思います。来季は甲子園で戦える守備力アップと
    個人にあった打撃力アップではないでしょうか。
    これからの今シーズンの成績が来季に直結するとは限りませんので
    鳥谷選手先発起用してほしいですね。

    さて雨天中止試合の日程が発表されました。
    あほな阪神ファンの僕は観戦する気まんまんで、
    鳥谷選手のユニフォーム姿を見届けたいと思います。

    • どらみ より:

      掛布 雅之ファン さん

      一軍の試合で、しかも柱にもならんのに、4番という大黒柱の打順で大山を使い続けた影響は尾を引いていますよね。
      金本政権以来の慣習のようなものでしたからね。
      これで、来季は考え直してくれるといいのですが・・・

      外国人助っ人を獲っても獲っても、このあり様ですから、来季も怪しいものです。
      ここはFAで日本人を補強する方が早いんちゃいますかね?
      育成が下手なのはもう周知の事実ですし。
      阪神という球団は、生え抜きを贔屓する球団だと聞きますが
      トリさんのクビを切るほどですから、もうそんな風習も薄いのでは?

      甲子園観戦、思う存分うっぷん晴らしをしてきてくださいね^^!
      (言われなくってもするって?w)

  3. REDSTAR より:

    改めまして、香川県高松市在住のタイガースファンです
    …これからもよろしくお願い致します

    年に1回ウルトラの夏には甲子園球場で応援しています

    残念ながら負けてしまいました…毎年の課題ですけど
    ここ一番に決められませんでしたよね…とにかく先ず
    は5割目指して欲しいです

    掛布雅之ファンさんのように、適材適所の打撃練習
    と どらみさんのおっしゃるショート固定の意見には
    大賛成です…来年のキーマンはショート木浪 打撃
    では高山だと思います

    鳥谷 ソラーテの退団問題ですけど、タイガースの
    フロントは本当にカスだと思います…功労者の配慮
    と外国人野手の対応が遅いのではないでしょうか?

    岡田彰布氏のGM入りとマット マートン氏の米在住スカウトを要望します

    • どらみ より:

      REDSTAR さん

      コメントありがとうございます!
      今日も無残に負けちゃいましたねww

      >岡田彰布氏のGM入りとマット マートン氏の米在住スカウトを要望します
      ↑↑↑ いい案ですね!賛成です!^^

      来年こそ、髙山には左ピッチャーで先発から外されるなんてことのないように頑張ってもらいたいですね!
      (それでも、メンバー表に名前を書くのは監督だから、髙山くんにはどうしようもないけど)

      あと、新人の2年目が心配ですよね。
      何しろ髙山の例もありますし、阪神タイガースですから!
      毎年波乱万丈のチームですね・・・

  4. ケン より:

    本当に残念な話ですが、ダメ虎には未来なんて皆無なのかもしれませんね。
    あの人(星野さん)達はもう居ませんので・・・(悲)

    「もう一度岡田さんに監督をやって貰おう!」と考えてましたが、それは偉大な彼に対して失礼にあたると思いますよ。今となっては・・(苦笑)
    のこりかす監督(有能なorまともな指導者ならダメ虎の監督なんて誰もやりたがらないと思います)役を押し付けることになるのですから・・・(悲)私がダメ虎関係者の立場なら監督要請なんて出来ません。

    一刻も早くまともな球団(例:日本ハム)or西武みたいな強い球団のファンになるのが賢明な判断でしょう。
    フリーエージェントの権利は我々野球ファンにもあるのですから(悲)
    「選手は移籍出来るがサポーター(ファン)は移籍出来ない」なんて言葉は嘘っぱちですよ(苦笑)

    • どらみ より:

      ケン さん

      確かにファンが球団を移籍する方が、ストレスが減りますね。
      私も出来る限りそっちの方向を向いて見ようかと思います。
      トリさんが移籍するのであれば、そっちの試合を見たいですし、応援したいですしね。
      来年のYの采配次第ではすぐに見限るかも。

      気が狂ってるとしか思えんような先発オーダーを見せられて、応援してます!とは口が裂けても言えません。

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